#287 侵攻、

 全世界の人々が危機感を抱く。歴史の教科書に刻まれるような争いが始まった。日本国憲法第九条で武力の行使の停止を掲げているのは、戦争や核兵器の恐ろしさを知ったから。「戦争をしたくない」。全世界の大半の人がそう思っているはずだ。なぜ戦争が始まってしまうのか。プーチン大統領が始めたウクライナへの侵攻を強く批判する。

 ロシアの侵攻を受け、米政府は欧州や日本などと連携して本格的な対ロシア制裁に踏み切り、ロシアの出方次第では追加制裁もあると牽制した。岸田首相もロシアに対する制裁措置を発表。多くの国がロシアを強く批判する中、暴走機関車の勢いは止まる事を知らない。日露関係の悪化という問題もある中、非常に難しい問題だ。

 どのメディア、どのSNSでも戦争批判の声を聞く。話し合いというツールを破棄して、武力行使をしてしまうロシアには悲しさしかない。今後、戦争が拡大し、日本にも飛び火してくる可能性も無きにしも非ず。安全に暮らせるという幸せを忘れてはならない。

#286 ワクチン新情報

 人間の3大欲求の一つである食欲。その食欲を満たすために食事をとり、その味と食感あるいは香りまでも楽しむ。人間と食という時間は切っても切り離せない関係だ。しかし、その食をも奪ってしまう新型コロナ感染症。後遺症として、味覚がなくなったり嗅覚がなくなったりする事例をいくつか見てきた。欲求を満たされない感覚は想像を絶する程のストレスだろう。そんな中、イギリスの研究により吉報。新型コロナのワクチン接種は、感染後に体調不良が長く続く「後遺症」を防ぐことにもつながるかもしれない。

 米エール大教授(免疫学)は「不明な点も残っているが、ワクチンによって発症や重症化だけでなく、後遺症も減らせる可能性は確かにある。すでに2回接種した人も、より早く、3回目の接種を受けてほしい」と話した。

 コロナの後遺症は軽症だった人でも起きうることが知られ、軽症者が多いオミクロン株で後遺症に悩まされる人が多く出ることが心配されている。ブースター摂取だけでなく、まだ摂取を終えてない方々にも届いてほしい情報だ。後遺症に悩まされる前にワクチン摂取。摂取率の増加に期待する。

 

#285 過去の言葉

 争いからは何も生まれない。人間には他の生物には成し得ない、会話という武器がある。話し合いができるからこそ人間であり、話し合いもせずに武力を行使してしまうのならば、それは他の生物と何ら変わりはない。争いの結末は、話し合いによって終わりを迎えなければならない。過去の歴史からの重要な教訓ではないだろうか。

 ウクライナ情勢をめぐり米国とロシアが近く首脳協議を開くことで原則合意した。米政府は、協議までにロシアがウクライナに侵攻しないことを開催の条件としている。しかし、ロシアはすぐにもウクライナに全面攻撃する準備を続けているよう。緊張の糸が張り詰める。

 米ロ間の協議は昨年末から断続的に続くが、ほぼ平行線が続いている。このまま平和的解決が訪ればよいが、事態はそう甘くない。「戦争」という言葉は過去のものであるという認識だった私としては驚きを隠せない。自分自身が今どれほど幸せかを実感するそんなニュースだ。

#284 人権問題

 平和の祭典として盛り上がりを見せる一方、人権問題を背景に派遣停止のボイコットを行うなど人権に関わる問題が各地で起こる。日本国憲法では第11条で人権について触れている。「憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利」。日本では人権尊重の精神が当たり前だが、諸外国の情勢を見ればそうともいかない。日本の当たり前が世界共通になれば良いのにとつくづく思う。

 中国の農村にある粗末な小屋で、首を鎖につながれ閉じ込められていた女性が発見された。私自身、理解し難いものだった。というのも、これは誘拐や人身売買の可能性も大いにあり得るもので、氷山の一角に過ぎないという事。世界中で同じ境遇の人々が大勢いると思うと心苦しかった。

 SGDsやリベラル精神の普及により段階的にこのような状況が改善していくと思いきや、解決には程遠い。ロシアとウクライナの対立も然り、人の命や人権を重んじる事が必要である。

#283 時代の中の自分

 就職活動を通して、様々な出会いがある。同じ就活生として活動するものや採用担当をしている人事部の方々。人事の方々と沢山のコミュニケーションを取れることは現場見学やインターンシップの醍醐味だろう。業界やその企業についてのお話を伺う事が中心ではあるが、時には雑談も交えて話すことも。そんな中で、コロナ禍で人事部の方々が抱く不安を伺った。

 「コロナ禍でオンライン授業中心となる学生が、そのまま立派な社会人になれるのか不安に思う」。時代ならではの不安だ。私自身、対面授業とオンライン授業での得ることが出来る経験値は、大きく差が出ると考えている人間だ。ニュースでも話題になってしまう程の授業システムの甘さに、付け入る学生が多く存在する。そんな中で、彼らの不安は至極当然のものであると思う。

 教育レベルの低下に伴う日本の将来が不安になると同時に私自身チャンスでもある。就活生として、コロナ禍でも関係なく学べる姿勢が取れている事を伝えることが出来れば、それだけで他の人との差別化に繋がる。人事の方々の不安を払拭できるような姿勢を見せよう。そう心に留めておく。

#282 Jリーグ開幕

 新たな年がスタートする。コロナ禍前のような盛り上がりには欠けるが、今年も熱い闘いが各所で開催される。気持ちのこもったプレーや度肝を抜かれるプレーを見るたび、心が突き動かされ自分自身の原動力となる。今年のJリーグはどんな物語を見せてくれるか。

 昨年Jリーグ王者に挑むのは、選手権でめざましい活躍を見せた松木率いるFC東京。常勝軍団に引けを取らない戦いに日本のサッカーファンは心を動かされた事だろう。3つも年下である注目の選手松木は、若手とは思えない貫禄のあるプレーで会場を沸かせた。比較対象としては恐れ多いが、自分より年下の活躍にはいつも刺激を頂いている。

 試合を決定づける得点をアシストしたのは、中学の時にお世話になった先輩。彼の活躍にはいつも感動させられる。前向きで明るい人柄でどんなところにも溶け込める彼には、いつも学ぶことが多い。

 今年もJリーグが開幕した。白熱した戦いのなかで感動や嬉しさや悔しさをもたらしてくれる。Jリーグで戦う全ての選手の活躍と怪我なくプレーできる事を願う。

#281 直前の油断

 就活最後のタスクを残している私は、今浮かれている。一年間、とにかく主体的に能動的に動くことを意識し、学びの機会に参加しようと行動してきた私が今少し油断しているのだ。今回は、決意の投稿である。狩の最後が一番気をつけなければならない。ある漫画のキャラクターの言葉だ。この言葉を胸に、とにかく走り切ろうと決意する。

 学生時代、テスト前夜に謎の余裕が生じ、なかなか勉強に取り掛かれなかったことがあった。そういう日は決まって、心から満足のいく結果にならず、前日の油断を後悔していた。

 そして現在、その油断をしてしまっている自分がいる。情けない限り。人生最大の分岐点とも言えること時期に油断ともなると、のちの後悔は計り知れない。今までの経験を反省しているのであれば、最後までやり切ることが出来るはず。失敗から学べる人間であり続けることが、成長するはずだと信じ今ここに油断しない事を誓う。一ヶ月後、振り返って満足のいく結果を残したい。