新型コロナの新規感染者が全国で連日１万人を超え、東京都では「爆発的な感染拡大」に向かうことが懸念されている。ワクチンの普及により高齢者の感染は少ないものの、20代の若者の感染が増えてきている。若者のコロナに対しての意識が関係しているのかも知れない。以前、メディアの街中インタビューで若者とみられる男性達が新型コロナウイルスを軽視するような話をしていた。デルタ株の危険性を改めて共有しなければならない。
昨日、政府は緊急事態宣言を埼玉、千葉、神奈川、大阪に拡大する事を決めた。1日の新規感染者数をみれば当然と言えば当然。しかし、2週間前の緊急事態宣言から人流は減少しているみたいだが新規感染者は増加傾向にある。これは個人的な意見だが、緊急事態宣言を何度も出す事によって、緊急事態の重みが薄れていくという現象が起こっている気がする。改めて、行政と国民のコロナに対する意識を共有しなければならない。
また、8月末にワクチン接種を国民の4割に達成させる事を目標に決めていた政府。五輪もワクチンの普及も失敗に終わることのないよう気を引き締めて欲しい。先導者と後従者に信頼関係があれば同じベクトルを向けるが、そうでないのが今の日本の現状。
