理解できない・知らない・わからないという事柄。これらを存在しない事とする若者が増えているみたいだ。毎年調査する学生の勉強時間は年々減少傾向にあるらしいが、これも一つの要因らしい。しかし、こういう考えを持つ者は将来直面する危険から身を守ることができない。わからない事を存在しないこととする考えは安心安全な人生を送るにあたって弊害になるはずだ。
本日、家庭教師のバイトとしてある生徒に指導を行った。指導の中で生徒が質問をしやすいよう普段からコミニュケーションを取るように心掛けている。しかし、彼はわからない事をそのままにする事が多く、思うようにいかない。今回も質問はしてくれずわからないところがあるとノートをじっと見つめ動かずにいた。
振り返ってみると、私自身もわからないところや理解できないところをそのままにする節があった。みんなわからないだろうと自己解決していたかもしれない。しかし、わからない事を存在しない事として逃げ続ける事はのちに大きな弊害を生む。社会人になっても、小さな驕りが大きなミスに繋がる事だって考えられるだろう。会社に従事する者としてそういったミスは避けたい。わからない事をしっかりと認識し取るべき行動を取らなくてはならない。
