世界が一つになって取り組んでいる持続的な開発目標（SDGs）。日本はSDGs達成度ランキングで2017年度をピークに年々下降し、2021年には18位の位置づけになってしまっている。社会人として個人でも取り組めるような目標である。一人一人の意識向上による順位上昇を推しはかりたいものだ。
コロナウイルスによる飢餓や貧困が進み、SDGsは世界中で逆風を迎えている現状。コロナ重症化の背景には、生活習慣病による基礎疾患や大気汚染などによるものも考えられる。コロナ関連で巻き起こる問題にはSDGsの課題にも当てはまるものも数多くあった。SDGsの大切さが浮き彫りとなって現れたのは明白だろう。
最近、電車や街中で見かけるSDGsのバッチ。私たちの会社はSDGsに取り組んでいますという証で、スーツの袖などについているもよう。課題にある生産と消費という面を考えれば、企業も総出で取り組まなければならない。日本が達成度ランキングの上位に食い込めるような時代が早くきてほしいと切に願う。
