#177 経済を軸に

 経済対策について注目が集まる衆院選。日本のGDP国内総生産)は米国、中国に次ぐ世界3位と高水準だが上昇率は低迷。国民一人当たりのGDPについても主要7ヵ国中6位という低水準である。「失われた30年」とも言われる日本経済をどう立て直すかをポイントに投票へ臨みたいところ。

 政治家は当選後の公約破りがつきものである。演説で話したことの全てを取り組む事ができない事は百も承知。だからこそ、その人が実現したい事の優先順位を見極めなくてはならない。

 ちなみに今回、各党首が第一演説で何を語ったのかを朝日新聞が集計していた。経済対策の話が割合的に多かったのが、立憲の枝野代表と公明の山口代表。注目株の自民の岸田総裁はコロナ、復興、経済対策と様々な分野でバランスの良い話し方をされていた。日本経済立て直しの観点から見ると立憲と公明が気になるところ。

 今回、私は政権選択の選挙が初めてになる。経験が少ないこともあり、情報の収集が下手で背景を捉えきれない部分も多くあると思う。ただ、わからないなりに自分で考えより良い選択を選びたい。上記で示したように私自身は日本経済を軸に選挙に臨もうと思う。