海底火山の大規模噴火による津波は最大で15メートル。衛星からの映像を見れば納得のいく値だ。通信手段が寸断され４日目。被害の全容は明らかになっておらず被害見積はわからない。火山灰によって水の供給にも深刻な影響が出ているとの事もあり、災害関連死への心配が募る。被害者が多く出ないよう願う。
トンガといえば東日本大地震の時に義捐金を寄付してくれた国だ。宮崎県の村井知事は「東日本大震災でお世話になった恩を忘れたわけではない。被害の状況によって、県として支援を考えたい」と語った。トンガは標高が低いこともあり15メートルの津波には耐えられない現状だろう。国を挙げて協力体制を整え支援する方向にことを運ぶべきである。
発生直後の報道では1から2メートルといった津波の高さとの記載があった。情報入手が困難な状況下のため津波の高さは15メートル以上だったということも十分あり得る。津波の恐ろしさを知っている日本から何か手を差し伸べることが必要だ。
