２００１年９月１１日朝、米東海岸で旅客機４機が相次いで乗っ取られた。２機がニューヨークにあった世界貿易センターのツインタワー、１機がワシントンの国防総省に追突。当時のブッシュ大統領は対テロ戦争に乗り出しアフガニスタンへの攻撃を始めた。20年前のアメリカ同時多発テロが契機となって泥沼化。今年8月末にアフガニスタンからの米軍撤退を完了させたがまたもやテロが起きてしまう。20年前からの成果は皆無。イスラム過激派の戦闘員の数は増え続けている。20年前のテロの遺族らは亡くなった人が戦争に使われていると嘆いていた。
当時生まれてもない人たちすら知っているこの事件。それをきっかけに続いていた20年もの戦争が強引に幕が下ろされた。20年間無駄に戦い続け形骸化していたこの戦争に関わっていた方々が可哀想でならない。武力での物事解決はいつも上手くいかない。何かできるわけではないが、この事件とそれから続く20年の歴史をしっかりと覚えておこう。
