2021-01-01から1年間の記事一覧

#237 激動の年

「過去の自分と比べると自分の成長度がわかる」。大学のゼミ担が講義でポロッと吐いた一言である。自己理解と自己評価を必要とする就活生。就活真っ只中である私にとってはとても印象に残っている言葉だ。自分の成長度合いは数字では表せないもの。しかし、…

#236 中小の声

「社会を、地域を支えている中小企業の数が減る。これは、国力が衰えているということです」。中小企業同友会の幹部が説明した。賃上げした企業に法人税を減税をするという政策を打ち出したことでますます中小企業と大企業の格差が広がる可能性を示唆する。3…

#235 リニア 事故

リニア中央新幹線の瀬戸トンネルの工事で2人が死傷した事故をめぐり、JR東海は27日、再発防止策を発表した。作業手順書の記載が明確でなく、国のガイドラインへの対応が不十分だったと説明。工事の発注者としては落ち度がなかったと責任は背負わない意…

#234 RCEP

日中韓や東南アジア諸国連合など15カ国が参加する「地域的包括的経済連携(RCEP)」が来月1日に発効する。アジアの成長力を取り込むカギとなる一方、この経済圏で中国が影響力が際立つことになる。北京五輪への人材派遣を米国などに乗っかり停止すべ…

#233 発展途上国へ

(朝日新聞)「新型コロナウイルスのオミクロン株が出現し、ワクチンが十分に行き渡らない地域が変異株の温床になりかねない実態が浮かんだ。それでも富裕国は自国内での追加接種を急ぎ、「ワクチン格差」は広がる一方だ」。考えさせられる一面である。やは…

#232 平常心

一昨年、去年の今頃。就活のイメージは皆無で何の意識もしていなかった。年末年始という期間をただただゆっくりと過ごしていた記憶だ。しかし今年の冬は違う。試験の日程も決まり、やらなければならないことが多い。何をするにも就活の事が頭から離れないと…

#231 市中感染

「オミクロン株 初の市中感染」。新聞の見出しが目に飛び込むと同時に危機感を抱く。比較的低い水準で新規感染者を抑えられていた日本でもとうとう拡大の一歩を踏み出してしまった。海外への来航歴のない大阪府内の3人が新型コロナウイルスのオミクロン株に…

#230 消費 社会

個人の預貯金や株式などの金融資産が急増し、2千兆円に。アベノミクスによる大規模な金融緩和による株高や、コロナ禍を受けた政府の給付金などで膨らみ続ける個人マネー。背景には少子高齢化や格差拡大など社会への不安が垣間見える。現状、日本の課題か。 …

#229 続けること

大学生のうちに継続する何かに取り組むべきだと常々思う。社会人になったら結果にこだわらなければならない。求められるのは質である。しかし、質の高いものを提供するためには圧倒的な量がいる。高い質というものは圧倒的な量によって形成されるということ…

#228 インフルエンザ

米疾病対策センター(CDC)は19日に、昨年はほぼ見られることがなかったインフルエンザが米国内で多くの場所で現れて初めていると警告した。インフルエンザが流行すれば、オミクロン株とデルタ株と共にとても処理しきれない問題になる。「三重苦」と表現され…

#227 火災

17日午前、大阪市内の堂島北ビルが燃えているとの通報が入った。鉄骨鉄筋コンクリート8階建ての建物には逃げ遅れた人が多数。大阪市消防局によると27人が心肺停止となり、大阪府警によるとこのうち男性14人、女性10人の計24人が死亡したとのこと。…

#226 改ざん?

国の基幹統計のデータ書き換え問題をめぐり、国会では16日も論戦が交わされた。政府は、書き換え作業を国土交通省本省が行っていたことを認めたうえで、「一時的に必要な作業」だったと釈明。しかし、野党から正当化しているとの批判があった。政府の見苦…

#225 ラスト1週間

冬休みまで残り1週間。提出しなければならない課題の大半を終え一息といったところ。しかし、安堵の域までは達していない。就活と卒論を同時並行で進めてかなければならないというタスクを背負っていることもあり、有意義な冬休みを過ごさなければならない。…

#224 給付金

どこに視点を当てどんな目的を掲げるのか。明確で透明性のある政策が求められる政権。しかし現状、18歳以下への給付金をめぐる問題から目的を見失っている様子が見てとれる。こんなにも大幅な変更があるという事は現場の声を聞いている証拠。ただ、いろんな…

#223 観光事業

暴走機関車は走り出したらブレーキを踏む事なくただ進んで行くのみ。そこに外力が加わったところでたいして効果はない。対処法はなく、結果多大な被害をもたらしてしまう。悲しい事に我が国の与党はその暴走機関車と重なって見える。Go to トラベル事業につ…

#222 帰還

10年前の悲劇からの帰還が始まる。被災者からは歓喜と戸惑いの声。今も記憶に残る東日本大地震。東京電力福島第1原発から南西5キロは原発事故後に「帰還困難地域」に指定された。そして政府は来春以降区域の一部で避難指示の解除を進める方針のよう。復旧な…

#221 見るべきもの

世界で36億人の利用者を持つFB(旧フェイスブック)。傘下の写真投稿アプリ「インスタグラム」は若者への悪影響が指摘されており、FBはその事を把握していたとの内部告発があった。顧客の事を考えずに利益だけを求めているという批判の声。顧客の満足度や安…

#220 滲み出る 知識と経験

知識と経験は滲み出るように表れる。それは他愛もない会話やふとした時の行動などあらゆる場面にて。よく一流の面接官は入室から着席までの短時間の様子でどんな人間であるか予想がつくという話を耳にするがあながち嘘ではないのかもしれない。本日のゼミに…

#219 ボイコット

バイデン米政権は6日、来年2月の北京冬季五輪に政府当局者を派遣しない「外交ボイコット」を表明した。自民党の高市早苗政調会長もこの「外交ボイコット」について乗っかるように賛同の声をあげた。 この表明には新疆ウイグル自治区での少数民族ウイグル族…

#218 優遇税制

岸田文雄首相は衆参両院で所信表明演説を行い、企業の賃上げを促す優遇税制の拡充を表明。政府は同日、来年度の税制改正で、賃上げをした企業の法人税の税額控除率を最大で大企業30%、中小企業40%にそれぞれ引き上げる方針を固めた。 ただ、税額控除率…

#217 中国の戦略

気候変動への対策が喫緊の問題となる今日。問題解決の模範をどの国も目指す中、中国はEV(電気自動車)への転換を進める。背景には中国の国家戦略と自動車メーカーの激化する市場問題があった。 中国の急激な販売率増加の一つの要因は、国の政策にある。1回…

#216 全力

就職活動も激しく進む中、並行して大学の単位取得のための勉強もしなければならない。その上生活を維持するためのバイトも行う。おそらく大学3年生は皆、四苦八苦している時期だ。将来に直結するイベント(就活)でもあるため全勢力を費やしたいところだが、…

#215 撤回。

政府が日本に到着する国際線の新規予約を12月末まで止めるよう、すべての航空会社に求めていた問題で、国土交通省は2日、要請を取りやめると航空各社に通知した。連携の取れていない政府に不信感が募る。 これまでの後手後手のコロナ対策に終止符を打つよ…

#214 札幌 誘致

確たる根拠と計画力がなければチャレンジ精神とは報われないもの。大きなプロジェクトほどリスクがあることを考えなければならない。それが国民の生活に関わるなら尚更。30年冬季五輪・パラリンピックの招致に向けて、札幌市が大会概要案を公表した。既存…

#213 物理学 高校と大学

論理的推測と試行錯誤を繰り返し道中を行ったり来たり。分岐点ごとに正しい道を選びゴールまで一本の筋を通す。物理の問題を解くイメージはこんなところか。そしてこの過程には人間らしさを感じる。先人達は人間らしい脳の使い方を駆使して社会を作り上げた…

#212 過去最速

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的な広がりを受け、日本政府は外国人の全面的な新規入国停止に踏み切った。水際対策で「後手」批判を浴びた菅義偉政権を教訓に対応を急いだ格好。今までの対応とは一味違う様子はいい意味で期待を裏切って…

#211 教員 

教師の仕事とは何か。この問いに多くの人が「生徒に勉強を教える事」と答えるだろう。国数理社英の5教科だけでなく体育・道徳などあらゆる側面からの学びを提供するのが教師の核となる部分だと思う。しかし、国際教員指導環境調査によると日本の教員が仕事を…

#210 新しい変異株

投資家が株を売り急ぐ。東京株式市場だけでなく欧州の主要な株式市場までも株安の様相。特に航空やホテル関連の企業の下がりが著しい。変異株で経済が不安定になった過去を見るとこうなるのも頷ける。今回、南アフリカで「オミクロンカブ」が出現した。世界…

#209 ドイツ 加速

左派系の社会民主党(SPD)と右派寄りの自由民主党(FDP)、環境重視の緑の党。この12月上旬に発足するドイツの連立政権は気候変動対策に強く取り組むみたいだ。気候変動問題に各国がどうアプローチするか進めなければならない中、緑の党の躍進は大き…

#208 放出 効果は?

米バイデン政権が石油の放出を発表したことを受け、日本政府は国家備蓄を初めて放出する。中国やインドなども放出するとみられるなど、異例の対応となっている。価格を下げるためのものだが実際に各国が協調放出しても原油価格が下がるとは限らない。また、…