#181 前哨戦

 スタートダッシュの良し悪しで大きく勝敗を左右するのが物事。マラソンでも最初の走りにポイントを置く選手が多いそう。前哨戦と言われているここ静岡での参議院補欠選挙でも衆院選に向けて良いスタートダッシュを切れるのか。結果が気になるところ。

 静岡朝日テレビなどが県内60ヶ所の投票所で実施した出口調査によると無所属の山﨑氏と自民党の若林氏が接戦。立憲民主・国民民主の推薦を受ける山﨑氏がややリードといった様子。彼らは原発憲法改正について真逆とも言える主張をしており、どういう結果になるか気になっていた。個人的な意見だが、浜岡原子力発電を抱える静岡では再稼働を訴える若林氏の主張は若干マイナスポイントだったのかもしれない。

 また、県知事選挙で当選した川勝知事が山﨑氏を応援したことも大きいのではないかと思う。ポンと出てきた首相より何年もの間県民の信頼を勝ち取ってる川勝知事の方が好印象なのは私だけではないはず。

 静岡県では野党がリード。一方山口県では自民党が勝利。前哨戦では甲乙つけ難い結果となった。スタートは接戦。衆院選の行方がどういう結果になるか、投票という形で参加したい。