#201 自分に厳しく

 衆院選で発信した熱量のある主張が嘘のよう。そう思えてしまうほどの事実に、国民は嫌気が差しているだろう。国会議員一人当たり毎月100万円が支払われる文書通信交通滞在費。国会議員として月1日でも在職すれば全額受け取れる。国会の常識とはこれほど一般人とはかけ離れているものなのか。

 一方、日本維新の会が党所属議員から党に対する寄付として集め寄付する事を決めた。寄付する対象はまだ検討中との事。「新型コロナウイルス禍で苦しんでいる国民などに届くように寄付先を考えたい」。そう提言する日本維新の会幹部の意見はどこまで届くのか。他人批判ばかりで、いざ自分が享受する側となったらその正当性も検討せず行動にうつなさい他の野党には是非考えてほしいものだ。

 他人に厳しく、自分に甘く。そんな心情が浮き彫りとなった今回の件。そんな人達に政治を任せても大丈夫なのか。また、こんな風に批判している私自身も肝に銘じておく。自分に厳しく、自分の価値を下げることはしないように心がけよう。