「文章作成と買い物は同じ。」ある教授が講義で使っていた言葉だ。この講義は、学生のキャリアをより良いものにするため就活について学ぼうという趣旨である。教授が一流企業出身のため沢山の情報を持っていて非常に興味深い。はたして、彼の使ったこの言葉は表現として正しいのか。
彼は文書作成と買い物が同じだという事を以下のように説明した。
買い物は３つの手順で行う。買う材料を決める事、買う順番を決める事、購入する事。そして文書作成は、書く材料を決める事、材料の順番を決める事、書く事の3つの手順で行うことが最善。この２つは非常に近いものがある。買い物は、そもそも買う材料がないと出来ない。また、店に着いたらどういう手順で買うか決める。文書作成の際も同じ。材料と順番を決めないと良い文章は書けない。文章を書く際は、材料をどう構成するかを考えなくてはならない。
私もブログで文章を書いてる際、何が言いたいのかよくわからなくなる時がある。教授の教えによると材料と順番がままなっていないのだろう。構成力というものに、こだわらないといけない。しかし、彼の使った表現がしっくりこない。果たしていい表現なのかと疑問に思う。
