#80 語彙力のなさ

 最近、恥ずかしながら語彙力のなさを痛感している。大学での議論の際やブログを書く際に、自分の感情や体験した事柄を上手く表現できていない。どう表現したら良いかという事を断片的に頭の中で考えてしまい、何を話したいのかという本質を忘れてしまう。基礎学力が圧倒的に足りていないという事をひしひしと感じている。

 中学生、高校生時代理系分野の勉強ばかりしていて、国語の勉強を疎かにしてきた。国語のテストで一位をとるより、理系分野で一位をとったほうが何倍もすごいだろうという謎の価値観があったのだろう。しかし、語彙力のなさを痛感している現在の状況からすれば、国語の勉強をもっとしておけばよかったと思うほかない。過去に戻って国語を勉強しなかった私を強く叱りたい。

 今後、社会に出る中でまともな大人達と議論する場がより多くなる。そんな場では、語彙力と発言回数が比例してくる。「こんな事を思っているけど説明することができない」「あの人が言っていた言葉がよくわからない」など語彙力の無さがなんらかの障害を生んでしまう。

 現状のままでは、議論の場で役に立たずで使えないものという認定がされてしまう。そんな暗い未来を変えなければならない。とにかく基礎学力向上のために文章を読む事をしよう。社会の荒波に淘汰されないよう準備を進めようと思う。