#48 継続は力なり

 2限の講義が終わり、大学のキャリアサポートセンターへ直行する。前日インターンシップ申し込みの文章をまとめたのだが、それの添削をしてもらうことが目的だ。

 私は通年集中講の「企業研修」を履修している。5日間以上のインターンシップを通じ、それについてレポートなどを提出をし、単位をもらえる講義である。そしてそのインターンシップを行うにあたり、学生を受け入れてくれる企業がある。しかし、この受け入れ先企業には限りがあり、学生は申し込み時の志望動機の出来高と今までの成績で選考される。

 インターンシップの意義は「社会人と学生のギャップを埋めるため」。社会人に求められる能力として自分に何が足りないかなどを認知できるであろうインターンシップに積極的に取り組みたいと思っている。だからこそ申し込み文章を完璧にする事が必要であると考え、キャリアサポートセンターの職員に添削を申し込んだ。

 そこの職員に事情を説明し、前日作成した文書提示した。熟考を重ねて作成した文章だったため、修正点がなるべく少なければいいなと思いながら職員の感想を待つ。そして数分後ようやく職員が口を開いた。「内容は完璧。あとはフォーマットを少し変えればいいね。」。冷静にお礼の言葉を口にしたが、内心はとても嬉しかった。

 文章能力については、日頃分かりやすいブログを書こうとする中で、だんだん向上してきたのではないかと思う。まだ始めたばかりだが、継続の大切さを改めて感じた。

 完璧に近い文章を作り上げたのはいいが(職員の見解)、今までの成績は高いと言えるものでなく、そこだけが懸念すべき点である。ただ、もしインターンシップ受け入れ先の企業の選考に通ったとしたら、全力で社会人について学んでいきたい。