新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言中の東京都で、繁華街の滞留人口がお盆明け以降に急増したことが２６日、都のモニタリング会議で報告された。今月中旬には宣言前の１週間と比べ２９・１％減となったが、２５日までの１週間では１６・５％減まで緩んだ。都は「人流の５割削減」を掲げているが、感染者数が下がりきらないまま宣言前の水準に近づきつつある。
緊急事態宣言の効果は少なく、感染は広まり続ける。終わりも見えないこの生活に全国民が嫌気が差している。都が掲げた目標には遥か遠い現実では事態は改善しない。さらにファイザー製のワクチンに異物混入が見られワクチン接種にも新たな問題が出てきた。
2年以上前に録画したお笑い番組を見ると出演者の距離は近く、アクティブな笑いが生まれていた。いつになったら事態が収拾するのか。昔の生活に戻りたい。そんな全国民が持つ思いはおそらく叶わない。大学の講義もオンラインになるのかなと思うと憂鬱になる。
