政府は２８日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を持ち回りで開き、２７都道府県で続けている大規模イベントの人数制限について、１万人の上限を１１月１日から解除することを決めた。収容人数に応じて、「上限５千人」または「収容定員５０％以内」のいずれか多い方が、全国で適用されることになる。
日本国内で感染拡大は収まりつつある。東京の新型コロナ感染者は13日連続で50人を下回っているほどだ。しかし、WHOは世界の１週間の新規感染者数と死者数が２か月ぶりに増加に転じたこと発表。日本のワクチン接種を始めとした感染対策に関心しつつまだまだ油断できる状況ではない。
フランスは行動制限を全面撤廃し感染は止まらない。ワクチン接種率が上がっても対策を講じてないと感染は広まることがわかる。一万人の上限をただ無くすのではなく段階を踏んだ日本の対策は利口と言える。国民の意識も油断する事なく段階的に変化していくことを願う。
