新型コロナウイルス対策の行動規制を今月１日から大幅に緩和した韓国で感染者数が再び増えている。重症者の病床使用率など政府が目安とする指標が悪化し、再び規制強化にかかるかといった状況。
韓国のワクチン接種率は約8割。接種率が上がっても感染は抑えられないという事は世界の情勢から見ても常識となってきている。韓国が感染爆発していることの原因は２つ。規制緩和による人の移動の増加とワクチン接種から時間がたったことによる免疫効果の低下だ。ウィズコロナとして規制を緩めた結果、感染拡大。Go to トラベルやイベント規制緩和など見ているとこの流れが日本でも起きるのではないかと危機感を抱いてしまう。
ポイントになるのが3回目以降のワクチン接種。3回目のワクチンは打ちたくないとの声を所々で聞く。接種時の副反応がマイナスイメージを増幅させているのかもしれない。ウィズコロナを掲げるには安定したウイルスとの共生を続けなければならない。政府には3回目の接種率向上を期待したい。
