#280 ピーク

 ピークは越したが重症化は進む。新型コロナウイルス感染が高齢者に広がっていることに伴い、死者が急増している。国立感染症研究所長は、「全国の感染者数はだいたい2月上旬にピークを越えたと考えている」と述べた。ただ、80歳以上の感染は増加傾向にあり、入院率も高まっている。ブースター摂取の拡充を迅速にしてほしいものだ。

 オミクロン株の特徴として、感染力は高いが重症化率は低いというイメージが普及されている。だからこそ、感染者が増えても重症者や死者は伴って増えるわけではないとの意見があった。しかし、総量が爆発的に増えることは、少なからず重症者や死者が増えることを意味する。医療現場の負担は日に日に増加している現状だ。

 感染拡大がピークを過ぎて、まだかまだかとまん防の解除を待ち望んでいる。しかし、現状、医療の側面からすると難しいか。まん防の延長がなされている地域がちらほらあるが、静岡もそろそろか。また自習生活かと嫌気が差してしまう。

 

#279 努力が出来る人間とは

 努力ができる才能。どんな才能よりも必要なものだと常々思う。家庭教師のアルバイトを始めてはや1年半。色々な生徒と接する中で、努力が出来る子が如何に優秀かわかる。知識量は他に劣っているが、努力は出来る。こういう子が沢山の経験と時間をかけ社会で活躍する人間になるのだろう。潜在能力を押しはかる一つのポイントは、努力が出来るかどうかということだと身に染みて感じる。

 人が努力をするときはどんな時かを考える。人に劣っていると感じた時、高い目標を掲げた時、何かやらなければならないものがある時など様々の状況が思い浮かぶ。こうして見ていると感情という一つの要素が浮かび上がる。負けたくない気持ちであったり、舐められたくない気持ちであったり、何かを成し遂げたい気持ち。こういった感情が努力しなければならない環境を生み出すという事だ。

 当たり前の事だが、改めて分かる。努力できる人間ほど感情が豊かなのかもしれない。努力する体制をとれる人間は何かを強く感じることができるもの。自分自身の感情を大切にする事は、自分の能力を高める一つの手法だと強く思う。今後の取り組みとして行うべき項目だ。

#278 クオリティーの高い瞬発力

 相手の質問の意図をいかに汲み取ることが出来るか。就活生として面接を控えている身としてはこんな能力が必要になる。相手の意図を汲み取り、最善の解答を絞り出す。非常に難しい能力だ。

 とはいうものの、これまで主体性を意識し何事にも取り組んできた身として、こういった能力には自信がある。議論の場では受けたボールを何とかして跳ね返そうと意識し、繰り返しトレーニングしてきた経験もあった。しかし、その確固たる自信がへし折られかのように、本日の面接で本領を発揮できなかった。

 面接を振り返る。相手のどの質問に対しての瞬発力はあったが、相手の意図とは違う内容を話してしまったと後悔している。しっかりとした内容があったのだが、その伝え方に少々苦戦してしまった。改めて自信の能力のなさに気がついた。

 反省の一日だった。クオリティーの高い瞬発力という課題が見えた気がする。今後は、何事にもこんな事を意識して行動しようと思う。

#277 大量廃棄?

 需要と供給のバランスの重要さが分かる。どちらか一方が大きすぎても物事は円滑に進まない。実行可能性を検討した上で、そのバランスの維持に努めなければならない。昨年9月、政府が全国の小中学校などに配った抗原検査の簡易キットをめぐり、使用期限を過ぎて廃棄される例が相次いでいる。第6波で検査キット不足による問題が生じている中、国民からは疑問の声が多数挙がった。

 第5波に伴い配られた検査キット約125万個分のうち、80万回分が使用期限を迎えた。使用方法の困難さと陽性反応が出た時の反応の難しさが、問題が生じた一因みたいだ。事後的で結果論だと言われるかもしれないが、本当に小中学校に大量配布をするべきだったのか個人的に疑問に思うところ。

 現場での使用状況などといった実行可能性や需要と供給の議論が浅かったのではないか。あるいは、使用できないと見込んだ際に、ご家庭や医療機関に配布するなどといった柔軟な対応が必要だったのではないか。個人的にはこんな事を思う。議論することの重要性を改めて感じる。

 

#276 減少傾向

 事態は遅れるようにしてやってくる。表面的ではなく問題の芯を捉えることが重要だと考えさせられる。東京都で、12日、新たに1万1765人が新型コロナウイルスに感染していることが分かった。先週の土曜日は2万1122人で、それと比べて9357人減ったみたいだ。

 4日連続で前の週の同じ曜日を下回ったことになる。ただ、減少傾向にある事を楽観的に見るのではなく、重症化率は遅れてくる傾向にあるため十分注意が必要だ。今回のまん延防止等重点措置は、医療体制やブースター摂取の体制を整える時間を確保するためのもの。体制が整えられるまでの辛抱である。

 受験や就活だけでなく、高校生らのイベントにまで影響しており、ストレスも溜まる。濃厚接触者にならないための生活というものは体に毒だ。自身だけならまだしも、関わる全ての人にも迷惑をかけてしまうような環境。社会人になって同じような状況が続いていたらと考えると、頭が痛くなる。

 

#275 自信へ。

  これまで過ごしてきた日々が今の私の武器になっている。心からそんな思う。何かを意識して日々過ごしてきたものと、そうでないものは、態度や行動に如実に表れる。先日は、過ごしてきた日々の意味を証明した日を送ることができた。掲げていた一つ目標を達成することができたのだ。どんな目標を達成したかはここでは省かせていただくが、確かな自信へと繋がった経験だった。

 目標を達成した私だが、ここで満足することはしない。人生をより豊かにするための重要な期間に足踏みをしてられるほどの能力はない。未熟である事を弁え、次の目標への筋道を立てているところだ。「物事の結果は、事前準備によって大きく左右される」。こんな格言を胸に取り組もうと思う。

 力を注いできたことの成功ほど自信に繋がるものはない。今後、成長のために母数を増やし着実に成功を積み上げていくことが求められる。力を注ぐ何かを設定すること。成長のきっかけは、こうして生まれるのだろう。

#274 記憶に残る

 記録は消えたが、記憶には残る。結果が全てではないと改めて思い知らされた。スキージャンプ1回目の記録を失格とされた高梨沙羅さんの表情から、どれだけの国民が心動かされただろうか。私自身も、物事に取り組む原動力となった非常に価値のある映像だった。

 スキージャンプに使用するスーツは、表面積を広げて揚力を受けやすくならないよう、体にフィットしたサイズに決められている。そんな中、彼女のスーツは2センチほど規定オーバーとなってしまい1回目の大ジャンプは幻となってしまった。泣き崩れる彼女と寄り添い合うチームメイト。この光景には、金メダルの何倍もの価値があったのではないかと個人的に思う。

 現在、私は就活に取り組んでいる身である。そんな中、この映像を拝見し、危機感とやる気がより一層芽生えた。私だけでなく他の国民も何か受け取ったものがあるはずだ。彼らには、結果以上のものを届けたんだということを自覚し、胸を張ってほしい。