#102 翻訳された本

 現在、翻訳本と呼ばれる本を読んでいる。非常に読みにくく、内容も理解しづらい。日本語で書かれているのに日本語ではない様な文章。とても不思議な感覚だ。

 Yahoo知恵袋に翻訳本についてのこんな一説があった。

「日本語というのは、語学的に世界でも極めて異質な言語。翻訳するには不思議になるのは当たり前である。日本人ように読みやすい文に変えることはできるが、原文とは異なるものになる。翻訳本を読む大きな意味として日本と異なる文化、異なる言語、異なる文章、異なる表現に触れ、文化の違いを楽しみを得るというものがある。原文を生かした不自然な文章が醍醐味だ。」

 正直、今現在この本を読みきり内容を理解する自信がない。異文化に無頓着で受け入れ態勢がない証拠だろう。しかし、幸いまだ20歳の若者という層に属している。挫折や障壁を乗り越え、沢山の経験を重ねることができる猶予がある。柔軟な思考を得るためには異文化についても興味を持つべきだ。成長を着実に重ね、またこの本を手に取って読もうと思う。