東京都は、新型コロナウイルスについて新たに41人の感染を発表した。先週水曜日から31人減り、4日連続で50人を下回ったという。 直近7日間平均でみた新規感染者数もおよそ47人と低い水準。メディアでは「弱毒化したのか？」という見出しで報道しているところも。油断は禁物だが第6波を感じさせない状況と言われても頷ける。
ウイルスによるパンデミックはいつも不明な点が多い。2002年に流行したSARS（重症急性呼吸器症候群）や2012年に流行したMERS（中東呼吸器症候群）。どちらについてもなぜ終息したかわかっていない。新型コロナの終息はどういう形でいつ頃になるか気になるところである。
ワクチンの効果もあり個人的に第五波のような感染爆発が起きる可能性は低いと考える。いよいよコロナウイルスとの共生の道を辿れるか。また、パンデミックは数十年に一度の頻度で起きる。次回のパンデミックに対し即座に対応できる体制を整えておくことが重要である。まだ終わりという事ではないが、今回のことを教訓にしてほしい。
