先程、Facebookで、ゼミ担当の先生の投稿を見た。彼は、防災について研究している。火曜日に「津波避難（災害応急対策）」についての議論がzoom上で行われた。彼は、そこの議論の中で葛藤したことと、これからの防災教育のために本を出版することについての内容を投稿していた。
災害予防、災害応急対策、災害復旧。防災にはこのような3つの形がある。彼は、防災について研究室していると言ったが、中でも災害予防について重点を置いている。被災者になることがなければ、つまり災害予防をしっかりしていれば、災害応急対策は必要ないのである。避難することが防災ではなく予防が本質的な防災。だからこそ、今回の議論での葛藤があったのだろう。
今回の議論の葛藤と答えを彼は、本または絵本にまとめるようだ。防災予防について研究している彼の本が世の中に出ることは、南海トラフ巨大地震の被災者を減らす事になると思う。私としても、「逃げることが防災じゃなく、被災者にならないために予防することが防災なのだ」という考えを広めていきたい。
