#49 新たな刺激

 昨日、ゼミの授業が4.5限と続いてあった。そして5限の途中からある先輩が顔を出してくださった。ある先輩とは、今私が目指している会社に所属している大学のOGの方である。OB・OGの先輩の方々が後輩の様子を見に来てくださるようなゼミはなかなかない。改めて今所属しているゼミに入ったことを嬉しく思った。

 ゼミの授業では、その先輩から会社の給料の話、福利厚生の話、大学時代どんな事をしていたかなどを伺った。1番印象に残ったお話は残業について。会社自体が社員の残業を望んでいない事、また残業をしないでほしいという気持ちも込め給料を上乗せしている事を伺った。素晴らしい会社であることを再認識した。

 このような素晴らしい会社に、入社を希望し自分なりに就職活動を頑張っている。しかし先輩の話を聞いているうちに、段々と心配になってきた。というのも先輩の大学時代のお話を伺い、自分が如何に中身のない大学生活を送っていたか実感したからである。中身のない大学生活を送っていた事は、人事の方にすぐ見透かされる。その場凌ぎの付け焼き刃では、嫌なとこを突かれ当然答えられず落とされるだろう。

 1、2年の大学生活は、バイトと友達との遊びを楽しむ日々。もちろん何を得られなかったわけではないが、本気で取り組み何かを勝ち取るようなことはしていなかった。一言で言えば、ダラダラと過ごしていた。しかし最近は、充実した日々を送るよう意識している。社会人として求められるレベルまで能力を上げれるよう色々なことに取り組んでいた。だが、今回の先輩のお話から焦りを感じた。もっと敷き詰め貪欲に学びの機会に参加したい。これまでの充実した日々を習慣化し新たな刺激をまた取り入れようと思う。

 中身のない人間は、何かを本気で取り組まなかった人間。これから一年山場である。全てにおいて全力で取り組みたい。