菅首相は4日、新型コロナウイルス患者の入院制限方針に関し、撤回を求める与党の要求に対して「撤回しない」と拒否した。これに対して自民党は同日、新型コロナ感染症対策本部などの合同会議を開き、改めて撤回を求めることを決めた。
この政府の対策についてzoomで行われる「新聞を読む会」にて議論が行われた。毎度毎度、賢い大人の意見が聞く事ができて勉強になる。この場では、この政策を朝令暮改のような取り組みであると批判した。また、一年半もの期間があったにもかかわらず有効な対策を講じず後手後手の政策になってしまうことと現場主義の政府は信用できないとの事。
「ショック療法としては有効だと思う」と意見を出してくれた参加者がいた。確かに、緊急事態宣言の効力も薄まってきた中で危険性を示すという意味では有効になるのかもしれない。ただ、政府の信用度の落ち度が伺えるのも事実だ。
オリンピックの不祥事の中、日本は責任を取ることができない文化であるとの外国人の声があったが、責任を曖昧にしてやるべき事ができない政府はいかがなものか。過ちを認め次どう動くかを明確に示す必要があると思う。賢い大人としてどう動くか考える良いきっかけになった。
