#213 物理学 高校と大学

 論理的推測と試行錯誤を繰り返し道中を行ったり来たり。分岐点ごとに正しい道を選びゴールまで一本の筋を通す。物理の問題を解くイメージはこんなところか。そしてこの過程には人間らしさを感じる。先人達は人間らしい脳の使い方を駆使して社会を作り上げた。物理学などに触れる事で先人達の知恵と努力を体験しているような気がして人間の凄さを感じる。そして今私は、来週の「物理学概論」のテストに向けて勉強をしている。

 高校時代から理系科目は大の得意だった。特に物理のテストについては、ほぼ1番だった記憶がある。解けない問題は解けるまでやる。そんな負けず嫌いな性格がもたらした結果だった。

 しかし、そんな勢いも高校まで。数学までをも応用した物理学概論の内容は並大抵の理解力じゃ追いつけない。物理学の奥深さに驚きと感動を覚えた。

 難関だが必死に食らいついて何とか形にしたいところ。また、物理学を勉強していると友人達とテスト点を張り合った高校時代のことを思い出す。勉強も青春の一部であることを実感する。