#212 過去最速

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的な広がりを受け、日本政府は外国人の全面的な新規入国停止に踏み切った。水際対策で「後手」批判を浴びた菅義偉政権を教訓に対応を急いだ格好。今までの対応とは一味違う様子はいい意味で期待を裏切ってくれた。期間は11月30日から12月31日の1ヶ月間になるようだ。

 今月8日から、ビジネス関係者や技能実習生、留学生を対象に規制を緩和していた事もあり各所で混乱の様子。岸田氏も「最悪の事態を避けるため、緊急避難的な予防措置」として位置付けをしている。長期的なスパンで考えたらいい選択をしたと評価したいところ。しかし、例外的な入国許可もあり懸念点もある。

 過去の教訓から学び行動に移すことが出来た事は後の参議院選があった要因もある。発生時期に救われた。このような選択が常に取れるような政権であり続けてほしいというのが正直なところ。この対策が報われる事を願う。