「現在起きていることは見えにくい大災害だ」「医療現場の危機的状況が、なかなか伝わらない」と話したのは千葉県の熊谷俊人知事。重症病床用の枯渇化問題は深刻である。緊急事態宣言のかかる一都三県だけでなく、新規感染者が300人を超えた静岡県においても市民の状況の把握が必要になるだろう。
本日をもってバイト先の居酒屋が一時閉業した。背景にあるのが感染拡大を防止させるためのまん延防止等重点措置。お客さんの足取りも重く、常連さんが数人という入り具合だった。このバイト先は箱が小さく社員も雇っていないため給付金でなんとかなるらしいが、規模が大きいお店は経営難が生じるだろう。飲食業店の経営の難しさを感じる。
8月いっぱいまでまん延防止等重点措置が続くみたいだが、地元の居酒屋から明かりが消えてしまうのは悲しい。過去の事例と感染状況を見ると、延長の可能性もなくはない。そう考えると、コロナに対する危機感というものを国民一人ひとりが持たなければならない。行政と国民のベクトルの一致が必要不可欠だ。コロナ前の生活が早く戻ってきてほしいと願うばかりである。
