#251 共通テストでの悲劇

 大学入学共通テストの初日となる本日。50万人を超える受験生がこの日のために必死に勉強をしてきただろう。明るい未来のために、豊かな人生を歩むために。このような強い想いで臨んでいる受験生も少なくはない。そんな矢先、悲しい事件が起こってしまった。東京大学のとある会場で殺人未遂事件。受験生である被害者や、これによって精神的に不安定な状態での受験となってしまった方々が可哀想でならない。

 加害者は高校2年生の少年。彼は男性1人と、共通テストを受験するために訪れた高校3年生の男女計3人を刺した後、「来年、東大を受ける」などと叫んだそう。その後、交番に連れてかれても黙秘を続け、終始無表情だったみたいだ。

 詳細はわからないが、彼の言葉から相当なストレスを抱えていたことが想像できる。個人的には相談できる相手がおらずこのような犯行に及んだのではないかと予想。つくづく、人間はコミニティの形成・維持に務めなければならないと思う。

 私も受験生の弟がいるが、このような事件に巻き込まれたとしたら酷く加害者を恨んでしまうと思う。とにかく今回の受験生である被害者が可哀想でならない。彼らには良い環境での受験を与えてあげられはしないだろうか。