最近、「学歴は関係ない」という世の中の風潮に疑問を持った。関係ないと言う割に、良い企業は、大卒ばかりを取る。この矛盾を自分なりに考えてみた。
私は、比較的勉強ができる方だと思う。高校生の時は、とにかく勉強面で負ける事が嫌だった。学年一位を勝ち取るために、自分なりの勉強方法で、必死に勉強していた。親や先生に言われてからやるのではなく、主体的に勉強に取り組んでいた。
ここで一つの仮説が生まれる。
勉強ができる人というのは、それだけ主体的に行動してきた人ではないか？
親や先生に勉強を強制させられ、嫌々勉強をされられている人というのは、いつまで経っても成績は上がらない。勉強ができないと言われる子は、受け身な面があるのかもしれない。
学生を採用する側の企業の気持ちとしては、受け身の姿勢で仕事に取り組む人間より、主体的に仕事に取り組める人間を取りたいに決まっている。
勉強ができる人は、少なくとも勉強ができない人より主体的に取り組み、行動していた。主体性がある人間の証明になるのだろう。大卒ばかり取る企業の気持ちもわからなくもない。
学歴は関係ないが、勉強ができる人は、主体性がある傾向にあるという事なのではないかと思う。
