#244 6年前の言葉

 「準備してもしすぎるということはない」。中学生の時に頂いた言葉を今でも覚えている。この言葉通り準備というものはやればやるほど本番に力を発揮できる。最近、私は就職試験で行われる面接の練習をしている。昨日は教授と共に面接練習を行ったが、なかなか思うようにはいかず。準備の足りなさを実感し、この言葉を思い出した出来事であった。

 初めての実践形式の練習は想像以上の緊張感で思うように話すことができなかった。これまで面接練習の練習として一人でカメラに向けて何度も話をしていた。しかし、人に向けてとなると異様な雰囲気に飲み込まれ、随所で言葉に詰まる自分がいた。こんなにもできないものなのか、情けなさと悔しさの感情にさらされた。

 振り返れば、準備の段階で本番の緊張感を想定しておらず、このくらいでいいやという気持ちになってしまっていた。反省すべきポイントだ。中学生の時に頂いた言葉を胸に完璧な準備をしようと思う。とにかく、緊張感を持っていてもスラスラ自分の考えや価値観を伝えられるような特訓を心がけたい。