#263 先輩たち

 人の真似をすることは、何か物事を進める際には必要である。人の真似ということ、聞こえは悪いかもしれないが実に合理的であると思う。真似することから始めて、それから自分のアイデアなりを取り入れていけば良い。物事を円滑に進めるための一つの方法だ。

 本日、大学で行われた先輩らの卒論発表に伺った。自身の卒論にどう反映できるかを考えながら聞いた時間は、非常に有用性の高いものであった。真似することから始める。卒論に向けての第一歩が見えた気がした。

 先輩らが特に力を入れていたことは過去と現状の比較。過去の事例を教訓に出来ているか、という観点から見つめ、自分なりの疑問を次々に解決していた。私自身は、原発からの避難について取り組もうと考えている。まず過去の事例と向き合うことから始めてみようと思う。

 本日、お世話になった先輩らに会う最後の機会となった。最後まで大きな背中を見せてくださり学ぶべきことが多くあった。私も後輩に学びを与えられるような存在になりたい。強く思った日であった。