ゴールデンウィークも終わり、大学生活が再開した。ゆっくり過ごした休日の気分が続けさせないためにも、気を引き締めていかなければならない。
本日木曜日は私にとって特別な日である。私に学びの環境を作ってくださる先生の講義を2つも取っているからだ。本日の講義では、レポート課題を生徒同士で確認しあうという作業を行った。
課題であるレポートは、本をよんで考えさせられたことについて、3つの論点を挙げつつ深掘りをするという内容だ。内田樹さんが書いた『下流志向』という本についてである。
私は、この課題レポート作成のため、この本をしっかりと読み理解できるよう努めた。そして自信のあるレポートを作成した。
そんな自信のあるレポートを見てもらい、ある学生から分かりやすいレポートだと褒めていただいた。
次は、私が他の生徒のレポートを確認する番。前の席にいた生徒の作成したレポートを受け取り拝見させていただいた。
しかし、レポートを見ると何を言いたいのかが理解できない。そのうえ、主語述語の関係がバラバラであった。彼は私より1つ年上で就活の真っ只中。彼の将来に不安を感じながら、レポートの感想を書いて彼に渡した。
世の中色々な人がいて、自分より能力が高い人もいれば低い人もいる。高い人と自分を比較することを常に意識して、自分より能力の低い人は、失礼ながら反面教師として比較していきたい。そして、自分より能力の高い人にも同じような事を思われていることを忘れてはいけない。世の中は残酷である。