自民党は単独過半数を確保し、国会運営を有利に運べる安定多数も押さえた。公明党を含めると絶対安定多数も上回る。岸田政権は続投、しかし幹事長の甘利氏や閣僚などが小選挙区で落選するなど不安要素も抱える。
以前の金銭授受問題で批判を受けていた甘利氏。彼の小選挙区落選は政治とカネの問題が結果に反映した形と言える。そう言った意味では野党はいい役割を果たしたのではないだろうか。立憲民主党に関しては議席の確保が上手くいかず、反自民の方の受け皿になったとは言い難い。
選挙を終え岸田政権が本格的に始動する。コロナ対策が喫緊の課題だろう。他にも、経済対策や外交・安保など気になるところ。また、自民が敵基地攻撃能力の保有に前向きなのに対し、公明は慎重な姿勢を見せる。忖度なしに議論を進めてほしい。
初の政権選択選挙。選挙前から投開票の一連まで学ぶ事が多くあった。参加する事で社会の事が少しずつ理解できるようになるのが私達若者の役目だと思う。今後も学びの場に足を運んでいこうと思う。
