#256 今年度最後

 本日、今年度最後の講義。日頃お世話になっているゼミ担のもとでラストを飾ることができて光栄である。今年度はゼミを通じて多くの刺激をいただいた。その刺激が焦りや不安を抱かせてくれて成長の糧になったとしみじみ思う。改めてゼミのメンバーや担任の先生に感謝である。

 今年度を振り返り、私自身ゼミを通して三つの変化があった。人前で話すことに慣れようとする意識、就活に対しての意識、そして卒論に対しての意識という三つの意識の向上である。

 まず一つ目。ゼミ担は学生が人前で話すことに慣れてほしいという想いで教育を行なっているそう。そのことから講義の最初と最後に近況報告やその日に学んだことなどを皆の前で話す機会が設けられている。社会に出たらコミュニケーションが必須。社会で活躍できる人間になってほしいとの思いがひしひしと伝わり、必然的に意識は向上した。

 二つ目。ゼミ担は人脈を物凄い大切にしている方で顔も広い。OBOGは勿論のこと、まともな企業の方々もゼミの時間に訪れてくださるという脅威の信頼である。そういった方々と会話をする中で、就活に取り組まなければならないという危機感が煽られる。就活生としては非常に有難い機会を提供してくださった。

 そして三つ目。私達のゼミは三年生と四年生のメンバー合同で行うといった少し特殊な形で活動をさせてもらっている。ということもあり四年生の一年間の活動を間近に見てきた三年生である。就活から卒論までの過程を今まで見てきた訳だが、今が一番苦労をしている様子。本日も先輩方と話していても、期限までに質の良い卒論を提出出来るかどうか苦悩を強いられているようだった。そんな姿を見るとやはり早い段階から卒論に取り組まなければならないという事を実感する。

 ともあれ今年は非常に濃い一年であった。学びの機会になるべく足を入れてきたが、その分成長は出来たのではないかと思う。来年度、後輩が出来ると思うが良いお手本となれるように、就活も卒論も成功させたい。